永久機関


「ぱぱー、ちゅうちゃんが、私のここにバシってやった」
「へー? いつ?」
「昨日の前」
 お姉ちゃん。いったい、いつまで引きずってるのだ。


 逆にちゅうちゃんはこんな感じ。
「ちゅうちゃん……」
「はっくん……」
「サンタさん……」
「あげた」

 ちゅうちゃんが、パパに難解な文章を投げかけてきた。

 ん?
 あげた、じゃなくて、もらったってことか、
 つまり、

 ちゅうちゃん、はっくんサンタさんから、もらった。


 まだ言ってるのか!

 でもちゅうちゃんって、嬉しいことをずっというのね。
 パパたちは、うれしいことを、忘れるのに!!
 ということで、最近あった、私のうれしいことをまとめてみた。

・広辞苑を購入
・ちゅうちゃんが「ドリフ見る」と言った
・えーと――

 は、ほんとだ! もっとあったハズなのに、うれしいことって忘れやすい。


 ちゅうちゃんはすごい!
(その他の親愛なるおばかな子供たちも同様)


 もしや、はっくんを失くして、また見つけた時、
 ちゅうちゃんって、すっごく嬉しいのでは!?

 だから、失くしたり見つけたりを繰り返せば――

「うれしい」の超伝導!

 これは素晴らしいことを発見した!

 永久にうれしさを体感できるなんて、すごいぞー! ちゅー。


 同じことを、お姉ちゃんにやると、ご想像どおり。

「かなしい」の超伝導。


PS
 だからついパパは、お姉ちゃんには、優しくしてしまうのです。

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Author:ちゅうきちろう
ちゅうきちろう 2歳です。
男の子です。
この日記は、ぼくの親が代筆しています。

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